一人は楽しい?一人は怖い?【一人言 生い立ち】

一人言

今更ながら、自分の人間性というか、「私はこんな人間です」というのを書いてみます。

このブログは、おそらくこのまま行くと孤独で人生を終えようとしている自分が、

何をしてきたか、生きた証を残していきたいと思っています。

「人生は壮大な暇つぶし」

一人の暇つぶし記録ですが、自分の現状というものも残したいと思ったので、

これまでのことを記録します。

こんなブログを読んでいられるくらい暇な方、お付き合いください。

いつから一人でいることが当たり前だったのか

社会人になって、一人でいる時が気楽だと自覚しました。

学生時代は、思春期らしく異性にモテたいとか、友達が欲しいとか思っていました。

人並みの学生生活を送っていたつもりでした。

しかし、今振り返ってみると、

常に周りに対して「嫌われないかな」といった、不安や引け目を感じて気を遣っていました。

自分から遊びに誘うことも少なく、常に誰かからの誘い待ちでした。

では、いつからこんな人間だったのだろう。

多分、それは幼稚園の頃だと思います。

我が家は裕福ではありませんでした。むしろ貧乏。

親は常に「ウチは貧乏だから」と言い聞かせてきました。

共働きで、帰りも遅い。

幼稚園児の自分は、帰りの幼稚園バスを降りたら、親が迎えに来ていたことはほとんどなかった。

いつも近所の子の家に預かってもらっていました。

後から親に聞いた話では、その当時ウチには借金取りから脅迫まがいの電話が来ていたからだとか。

その時に、預かってもらっているということを、幼稚園児ながらに理解して、

気を遣っていたのだと思います。

小学生になると、いわゆる鍵っ子になりましたが、

自分の家にいられるということが良かったのだと思います。

一人で絵を描いたりして遊んでいた記憶があります。

家がみっともないので、遊ぶときは基本友達の家でした。

汚い家をイジられたこともあります。

綺麗で広い友達の家に憧れました。

自分の家に誘えないので、誘ってもらわなければ友達と遊ぶことはありませんでした。

誰にも気を遣わず、引け目も感じず、自分の世界に閉じこもって遊んでいた幼少期が、

今の自分の基盤になっている気がします。

自分を勘違いした学生時代

いかにもいじめられっ子に育ちそうな幼少期ですが、いじめにあうことはあまりありませんでした。

幸い運動神経や学力は、学生時代を生き抜く上で、

困らないくらいのレベルで生んでもらいました。

人並みに学生時代は楽しく過ごせました。

しかし、若かりし頃というのは、現実が見えていないものです。

自分は、もっとイケてるヤツになれるんじゃないか、と思ってしまったのです。

友達付き合い、異性との付き合いなど頑張っていました。

大学時代には合コンとかもしていましたが、今では考えられないです。

スポーツをやっていたので、それなりにイケてるグループに入れてもらっていました。

でも、やっぱり心のどこかでは、引け目を感じて気を遣っていました。

そのせいか、社会に出てからは学生時代の友達との付き合いは、すっかりなくなりました。

心を打ち砕かれて本当の自分が現れた社会人

なんとなくイケてる感じでやり過ごした学生時代ですが、

就職は失敗。希望した職種に受かることはできませんでした。

なので、学生時代にお世話になっていたバイト先に、社員として雇ってもらいました。

社員といっても社会保険もない、一人親方のような雇用形態でしたが。

それでも、バイト歴もあったのでその会社では頼りにされて、

学生時代の延長のように、いい感じで働けていました。

そこで調子に乗った自分は、もっとできると思い、異業種へと転職をしました。

そこで完全に伸びた鼻をへし折られ、虚栄心で塗り固めてきた心を打ち砕かれました。

理不尽という言葉を体で覚えました。

このあたりの事は、書くと長くなるので、いつか書けたら書きたいと思います。

気分が塞ぎ込んでしまい、完全に人と関わることが嫌になってしまいました。

そしてついに、一人でいることが気楽だということを、

完全に自分が理解したのでした。

そこから、一人の時間が長い職業へ転職し、なんとか生活しています。

考えが揺らぎそうな現在

本当は、お一人様生活を満喫したいと思っているのですが、

親の旅立ちで考えが揺らいでいます。

貧乏でしたが、社会人になるまで育ててくれた親には感謝しています。

そんな親に孫の顔を見せてあげられなかった。

それが少し悔いとして残っています。

また、貧乏が故に遺産は負の遺産しかない。

兄弟はいるのですが、結婚しており、

葬儀にかかる費用を全額自分が払いました。

その結果、ただでさえ少ない貯金がスッカラカン。

それどころか負債を肩代わりすることに。

こんな男、尚更結婚なんてできないですが、

人望もお金も無く終わっていくことに、恐怖も感じています。

現実逃避の一人時間

一人が楽な自分と、一人が怖い自分がいます。

が、不安なことばかり考えても仕方がないので、

一人でできることで時間稼ぎと現実逃避をしています。

毎月少しずつ親の借金を返し、

今あるもの(バイクや本など)で気分を紛らわせています。

そんな記録がこのブログです。

孤独な暇つぶしを徒然なるままに。

長々と書き散らかした駄文に、もし最後までお付き合いいただいた方がいらっしゃいましたら、

本当にありがとうございました。

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