汗と埃にまみれた仕事の帰り道。
信号待ちをしていると、
横断歩道を渡る小さい男の子と目が合った。
ずっとこっちを見てくる。
若くて美人なお母さんに手を引かれ、
前には優しそうなお姉ちゃんがいて、
子どもが着るにはもったいないくらい真っ白い綺麗な服を着させられ。
「お前は幸せそうだな」
妬みにも僻みにもならないドブみたいなドス黒い感情を抱いたまま、
こちらも目を合わせ続けた。
するとニコッと笑ってこっちに手を振ってきた。
濁った目で君のことを見てごめん。
汗と埃にまみれた仕事の帰り道。
信号待ちをしていると、
横断歩道を渡る小さい男の子と目が合った。
ずっとこっちを見てくる。
若くて美人なお母さんに手を引かれ、
前には優しそうなお姉ちゃんがいて、
子どもが着るにはもったいないくらい真っ白い綺麗な服を着させられ。
「お前は幸せそうだな」
妬みにも僻みにもならないドブみたいなドス黒い感情を抱いたまま、
こちらも目を合わせ続けた。
するとニコッと笑ってこっちに手を振ってきた。
濁った目で君のことを見てごめん。
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