積読が時折起こす奇跡 【一人遊び 読書】

一人遊び

先日、本屋へ行ったところ、またもや表紙に一目惚れして一冊買ってしまいました。

三島由紀夫著『金閣寺』。

名前は知っているけど読んだことのない本。

「難しそうだな」って思ったけど、表紙があまりにも綺麗すぎたので、

「これをきっかけに読んでみよう」と思わせてくれました。

家に帰って、早速読もうかと思ったのですが、

「そういえば…」と思い、本棚を覗く。

以前にも、表紙に一目惚れして買っていた本があったんです。

それがこちら。

芥川龍之介著『或る阿呆の一生・侏儒の言葉』

よくやってしまうんです。

本のジャケ買い。

「読みたい」って気持ちよりも、

「この本を所有していたい」

「この本が本棚にあったらカッコイイ」

という気持ち。

インテリアとしての本。

ファッションとしての読書。

なので結局積読になってしまうんですよね。

せっかくだからこっちを先に読もう。

頑張って、『或る阿呆の一生・侏儒の言葉』を読み終えました。

難しくてあまり理解できなかった。

そこでChatGPTに聞きながら振り返っていたのですが、

こんなことを教えてくれました。

『金閣寺』はちょうど買ったから、偶然あるけど…。

先に太宰を読んだ方がいいのか…。

再び本棚を覗く。

…あった。

いつ買ったのこれ。

全然覚えてないけど、帯の感じだと2011年に買ってるのか?

どんだけ積んどいたんだ。

ともあれ、これで奇跡的にきれいな流れで読める。

こんなことがたまにあるんですよね。

以前も、『ルームメイト』という小説を読んでいて、

多重人格のことが出てきた。

その時に積読の中にあったのが、『24人のビリー・ミリガン』でした。

結局これも2冊続けて一気に読めた。

何かの縁があって本を購入した。

でも読むタイミングではなかった。

だから積読ことで、時が来るのを待つ。

そして時が来たら、自然とその本を手に取っている。

むしろ本の方から、「今だよ」と来てくれる。

そんなふうにいいように考えて、積読をしてしまう言い訳にしています。

最後までお付き合い頂き、ありがとうございました。

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