読書

一人言

遺産相続と偶然の殺意 【一人言 読書感想文】

中町信 著『偶然の殺意』身体と心を休める休日のお供に本を1冊持参することにした。憧れだったんです。一人で酒飲みながら、本読んでる人。でも、難しい本は酔っていたら頭に入ってこなそう。そこで、自分が好きなジャンルのミステリー小説をチョイスした。...
一人言

一流に習う休日の過ごし方 【一人言 読書エッセイ】

世界の一流ビジネスマンの休日の過ごし方で、共通する大切な考え方がある。それは「休養と教養」。松下幸之助が週休2日制導入の際に語られたこととしても有名。らしい、初めて知った。休養とは、自己再生を図ること。いわば肉体的なエネルギーチャージ。教養...
一人言

人間補欠合格 【一人言 読書感想文】

人間補欠合格。もし、自分が太宰治に「あなたは人間失格か、それとも人間合格か」と問われたら、きっとこう答える。もし葉蔵の考えが、「平気で嘘をつける=人間合格」「平気で嘘をつけない=人間失格」ということなら、自分は補欠合格者の欄に名前は載ると思...
一人言

知らなくてもいいこと 『或阿呆の一生・侏儒の言葉』 【一人言 読書感想文】

自分は、過去にお付き合いしていた方に浮気をされたことがある。その方は留学をしたので一時期、遠距離恋愛だった。そんなある日、国際電話が自分の携帯にかかってきた。「留学で価値観が変わった。もっといろんな世界を見て、いろんな人に出会ってみたい。だ...
一人言

忘れるということ 『名探偵はもういない』 【一人言 読書感想文】

最近、ちょっとした物忘れが気になる。ちょっと気になるので、調べてみた。なぜ忘れるのか忘れることにも役割がある。1.情報の整理私たちの脳は、膨大な刺激を受け取っている。重要な情報以外を捨てることで、本当に大事なことに集中できるようになっている...
一人言

異色の本 『キャベツの丸かじり』 【一人言 読書感想文】

異色の本本棚にひっそりとたたずむ、1冊の本。他の本と比べ、そこに似つかわしてくない見た目だ。破れた表紙と、薄茶色に染まった紙の色から、その本の歴史を漂わせている。まさに異色のオーラといえる。ただこの本が、自分の人生に “いっしょく” 加えて...
一人言

経年変化の魅力 『1冊まるごと「完コピ」読書術』 【一人言 読書感想文】

経年変化経年変化をご存知でしょうか?年月が経つにつれて物質が変化していく現象のことです。必ずしも「劣化」だけを意味するわけではなく、時間の経過とともに素材に深みや味わいが増し、むしろ魅力を高めることも。「経年美化」とも言われるようです。自分...
一人遊び

積読が時折起こす奇跡 【一人遊び 読書】

先日、本屋へ行ったところ、またもや表紙に一目惚れして一冊買ってしまいました。三島由紀夫著『金閣寺』。名前は知っているけど読んだことのない本。「難しそうだな」って思ったけど、表紙があまりにも綺麗すぎたので、「これをきっかけに読んでみよう」と思...
一人言

雨降りの午後には、本とラジオとコーヒーと 【一人言 日記】

今日、急遽会社の都合で午後が半休になった。これが有給扱いなのは納得いかないが、自分はこの半休が嬉しかった。なんというか、ノスタルジックな気分になれるのだ。そんな気分にさせてくれる要因が、雨と平日であるということ。小学生の頃、自分は習い事をい...
一人言

新品の本 【一人言 日記】

楽天ブックスで注文していた本が、今日届いた。オーディオブックで聞いて気になって、実際に読んでみたいと思った本。ちなみに以前記事にした齋藤孝著『孤独を生きる』も買いました。新品の本は、やっぱり綺麗で気持ちがいい。写真だと分かりにくいのですが、...